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niente の “価値” にまつわる実験 ~その1~

更新日:2019年5月3日

お店を開いて早1か月。たくさんの友人や近所の方、お得意先様にお越しいただき、

たくさんの方に支えられているなぁと実感する毎日でございます。いつもありがとうございます、ニエンテです。


そんな中、オープン直後に一人の顔見知りのお客様がいらっしゃいまして、色々諸事情あり、彼女の自転車を特別に三日ほど預かることになりました。普段はやっていないサービスではありますが、顔見知りということとまだオープンしたてということもあり、若干スペースもあったので、ノリで預かることにしました。すると、彼女はこれから売りに行こうかと思っていたレコードを僕にくれました。


その時は”なんだか少し得した気持ち“で終わっていましたが、この感覚が時間とともに”おもしろいなぁ”という気持ちにじわりじわりと変わり、くだらないアイディアがふつふつと。


お店を開き”場”ができた。場が在ったので自転車を預かることができた。預かる事ができたので、レコードがもらえた...。つまり、“場が在る”が”レコード”という価値を生んだ。

このお金のやり取りの無い価値の移動は、連鎖の果てに何になるのだろう...。そんな、わらしべ長者と似てるけど、もっと単純な興味本意な思いつき。思いついたことは、できるたけ始めます。

そんな、価値にまつわる実験。題して


『 niente の物々交換日誌 』


期 間:5/1 - 6/30

ルール:お店のレジ裏に在る誰かの*元お気に入り品と、自分の元お気に入り品をスタッフに申し出て交換する。その際、どうお気に入りだったかを簡単に日誌にご記入ください。

また、あまりにニッチすぎる元お気に入りお品、及び交換の継続が難しくなりそうなお品は、店主の主観によりお断りさせていただく場合がございます。悪しからずご了承くださいませ。お品がいれ代わり次第、SNS等で随時アップしてまいります。


* 元お気に入り品・・・以前は気に入ってよく使ってたけど、最近使わないんだよなぁ〜、でも捨てるのはしのびないんだよなぁ〜という逸品。



というわけで、最初の逸品はこちら

名盤中の名盤ですね。なかばこのタイトルがあったからこそ、心軽やかに思いついたことをやってみようかなと思えたです。そんな一枚です。何になろうと構わない、何かにならなくても構わない。ただ流れに身を委ねて、、、

まわしてよし、飾ってよしのTHE普遍的な一枚、交換はお早めに!



この実験を通して、誰かの元お気に入りが、他の誰かの生活をちょっとだけ彩ながら、なんとなく豪徳寺にいいバイヴスが漂いますように。


たくさんの方のご参加、お待ちしております。

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